目標をたてたり、何かをやらないといけない、そんな時、一番困るのが「何となくやる気が出ない…」そんな状態ではないでしょうか?
私もよくありますが、色々と理由をつけてやらないでおこうとするのだけれど、よくよく考えてみると根本的な理由と言うのが「何となく」じゃないかと思います。
理由はよくわからないけれど、ともかく心の奥底でブレーキがかかってしまい、行動することができない…。
そんな時、たった5分でできる、心のブレーキを解除する方法を、書いていきたいと思います。
名付けて、心のブレーキを外す「グーストン法」
理論より具体的な方法をさっさと教えてくれ、そう思われると思いますので、やり方を書いていくと…
1、「グー」と言いながら全身にと力を入れていきます。 特にお腹や肩、胸の筋肉を緊張させます。
2、これ以上無理と言うところまで力んだら、「ストン」と息を吐きながら全身から力を抜きます。
…随分と安直なネーミングと言われそうですが、たったこれだけの方法で効果があるのかと言うと、これがなかなか効果があります。
どうして効果があるのか、書いていきましょう。
全身に力を入れて抜くと、やる気が出てくる?
意外に思われるかもしれませんが、人間はまず最初に筋肉の動きとして行動が現れます。
????意味がわからないかもしれませんが。 つまり、この場合だと脳からこの行動はとらない方がいいと命令が出て、それが筋肉を緊張させて行動させないようにブレーキを掛けます。
そして、筋肉が緊張することでその感覚、特にブレーキの場合だと体が重いとか、何となく不快な感覚がするというような感覚を、脳にフィードバックしてあの「何となくやりたくない」という感覚が生まれています。
モチベーションアップの方法の中には、この方法を利用してともかく行動させて認識を変える方法を紹介している物もあります。
しかし、脳からの停止命令が強い場合は、いくら動いても不快感が消えない。 そもそも、動こうとすると不快感が大きくてとても動けないということがあります。
これは、脳の無意識の命令に逆らうことで、無意識が更に強く停止命令を出してしまうからです。
では、どうすればいいのか?
脳の無意識が出している、筋肉を緊張させる命令を強く実行することです。
こうすることで、脳に命令を実行したというフィードバックが返るので、脳が命令を解除するので、行動にブレーキを掛けていた筋肉の緊張がほぐれて、行動できるようになるわけです。
まとめ
もう一度、心のブレーキを外すグーストン法の復習をします。
1、「グー」と言いながら全身に力を入れていく
2、「ストン」と全身から力を抜いていく
この方法を使えば、一時的に心のブレーキが外れます。
ただ、無意識ではその目標や行動をやってはいけない、やるのが不快と認識していると、またすぐに「何となくやる気が出ない」という状態に戻ることがあります。
そうなってくると、その目標や行動について、考え直す必要があるでしょう。
そんなことも考えながら、心のブレーキを外すグーストン法を活用してみてください。