選挙のニュースを見て、日本は頑張りすぎじゃないかと…

みなさんこんにちは。 最近、雨がよく降るようになっていつの間にか梅雨になっていたことを思い出し、ポストを見たら選挙の投票所入場券が送られてきたので、そういえば選挙がもうすぐだなと思い出しました。

個人的には、どこの党も大して変わらないなと思っているのですが、気になるニュースもあります。

それは、とある党からALS(筋委縮性側索硬化症)の男性が立候補すると言うもの。

個人的には、なぜそこまで、がんばろうとするのだろう…? そんなことを思ってしまいます。

こういうことを書くと各方面から怒られてしまいそうですが、ある本に書いてあったALS患者の感情的な特徴を思い出してしまうのです。

「からだがノーと言うとき」と言う本で、病気と人の心理との関係と、それにかかわる免疫学的な影響について書かれている本なのですが、その中にALSについて書かれており、患者とのカウンセリングの実例を交えながら、その感情的特徴について説明されています。

それによると、ALSの患者には「いい人」や「人に助けを求めない」、「精神的にも肉体的にも痛みを感じていることを認めない」特徴があり、過去に非常にエネルギッシュで、ほとんどが典型的ながんばり屋か慢性的な仕事中毒者だったと言うようなことが書かれています。

個人的な事を書くと、ダイエットの時もそうですが、自分の心の底と言うか自分の身体が目標なりに対してやろうと言う気になっていると、身体が本当にスムーズに動き、失敗や嫌なことがあっても続けることができます。

しかし、この心の底と言うか身体がやりたくないと思っていると、いくらやらなければいけないと自分に言い聞かせたり、魅力的なご褒美を用意したり、やらなければひどい目にあうと脅しても、身体が重たくて動くことが出来ません。

もっとも、そんな状態を「自分の弱さ」だと切り捨てて、決めたことをやることが出来る人はいっぱいいるのですが、果たしてそれは自分にとって良いことなのか? 効率がいいことなのか?

同じような境遇に陥っている人がいるから、自分が国の最高府にその声を届けなければいけない、その思いや選挙に立候補すると言う行動力はすごいと思いますが、自分の身体がこれ以上がんばらないでくれと声を上げているのに、更にがんばらないといけないのかと思うと、今の日本を良く表しているなと思ってしまいます。

みなさんは、どう思いますか?

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