皆さんこんにちは。
いかがお過ごしでしょうか?
この記事を書いていると、昔の事を思い出します。 あの頃は、本当にやる気とは出すものだと思っていて、やる気が出ない自分はなんてダメな奴なんだ、そんな事を思っていました。
それが、今思い出してみれば、若かったからこそなのかと思う事があります。
…今でも、たまに行動することに自分を誘導しようとしてしまうことがありますが。
行動を起こしたくなるカギは?
さて、前の記事で生物の行動原則について書いたと思います。 おさらいしておきましょう。
生物の行動原則
- 快楽を求める
- 不快なことは避ける
- 不快なことを避けることを優先する
前の記事では、このうち目標に向けて行動するうえで不快なことはないかを書き出しました。
今回は快楽を求める…、目標に向けて行動する、達成した時にメリットになること楽しいと思う事、ワクワクすることを書き出してください。
…いやいや、そんなことはいっぱい思いつくけど、それでも行動に移せないから困っているんじゃないか、そう思われた方も多いと思います。
私自身の話をすると、目標を達成したらこんないい事があると、それこそたくさん書き出せたからと言って、行動に結びついたかと言うと…、あまり関係なかったように思います。
前にも書いたダイエットの時も、痩せれば女の子にモテるとか、もっとカッコよくなるとか考えましたが、良い理由とは思うのですが実際に行動に結びつきません。
では、私の場合、何が行動に結びついたか?
行動に結びつくのは、衝動?
私がダイエット成功した感情は、「これ、試してみてうまくいったら面白いかも」と言うものでした。
????、…多分、そう意味が分からないと思います。
説明すると、私は実験とか試行錯誤と言うのが好きなので、色々試してみてうまくいくと楽しいと思ってしまうので、ダイエットを計画的にやったと言うより、自分自身で実験して痩せる方法を試しているうちに、結果が出るのが楽しくなってしまって、結果的に痩せてしまったという感じです。
その後、フルマラソンに参加した時も、その前にランニングの技術を学んでいて、試したくなってしまったのが理由で、本当にフルマラソン完走できるとは思っていませんでした。
このように、人には行動をしたいと思うキーとなる感情ががあり、それが刺激されると衝動的にその行動を起こしたくなります。
では、皆さんも同じように”試してみよう”と言う感情がキーになるかと言うと、人によってキーになる感情は違うのでうまくいくとは限りません。
では、キーとなる感情を探すコツは?
過去に、自分が楽しいとかワクワクしたり、衝動的にやりたいと思ったこと、夢中になってハマってしまったことを見直してみることです。 その中に、自分が行動を起こす感情キーが含まれています。
現在、目標をやりたいと思っている理由は、意外にも周りがそう思っているとか外部の影響をかなり受けているので、自分にとって魅力的であるとは限りません。
そこで、自分の感情キーと組み合わせることで、目標を実行したいと衝動的に思う、魅力的なメリットを考えていくわけです。
まとめ
ここまでをまとめると、
- 目標を達成した時のメリットやワクワクすることを書き出してみる
- 目標に向かって行動する時、ワクワクすることを書き出してみる
- これまでにワクワクした時に何をしたか、どのような状況だったか、これまでに夢中になった物を書き出してみる
人間にとって、頭でメリットがあるとわかっていても、それが行動につながるとは限りません。
買い物などを思い出して欲しいのですが、何となく”買いたい”と言う衝動が湧いてくるから買ってしまうように、行動も”やりたい”と心の底から湧いてくる衝動が重要です。
そういった衝動を呼び起こす感覚として、ワクワクすると言う感情は重要なので、目標に対してワクワクすることを考えると、行動のスイッチが入る要素が浮かんでくることがあります。
そして、過去にどんなことでワクワクしたか、楽しかったかを考えることで、自分の行動スイッチがどんなことで入るのか、それを目標に対して応用できないかを考えることができるようになります。