囚われると、やる気がなくなる?

日大アメフト選手のタックル問題についてみていると、日本の組織の悪い部分が凝集しているなと思ってしまいました。

そうな中で、選手の会見のニュースを見ていて、日本代表に選ばれるほど熱中したアメフトを、厳しい指導や一連の騒動で競技への情熱が覚めていった、そんな話があったので、やる気やモチベーションと言う点で重要だなと思い、そのことを書いてみたいと思います。

スポーツの楽しさというのは、何でしょう?

相手に勝てばそれはそれで気分がいいですが、それだけではなく、仲間との連帯だったり、プレーの試行錯誤だったり上手くいったときの爽快感だったり、極端なことを言えば負けて悔しくて、それをバネに練習に励んで次に勝ったりすることで、後で振り返ってみれば、それはそれで楽しかったことになるのではないかと思います。

しかし、どんな世界でもそうですが、勝つこと、上手くやることが目的になっていきます。

勝つことで得られるものが大きいからなのですが、しかし、それと比例してどんどんとつまらなくなっていくように思います。 プレーしている方も、見ている方も…。

なぜなんでしょう?

個人的な意見ですが、やはり勝つことが目的になってくると、遊びがないと言うか、プレーヤーも観客もそのピリピリした空気と言うか、勝敗だけで他にある醍醐味と言うものが、切り捨てられてしまうので、面白くなくなってしまうのではないか? そんなことを思ってしまいました。

これは、自分で何かをやろうとしている時でも、同じではないでしょうか?

ただ、勝つためとかそういうのは、何かをすることの魅力の一部でしかないのに、それだけにした目が向けられなくなってしまい、他の楽しみを切り捨ててしまう。

そうなると、勝てないと全く面白みがなくなってしまう。

勝利することは気分がいいですが、それに囚われると他の楽しみが見えなくなってしまう。 それも、考えてみれば随分ともったいないと思います。

皆さんは、どうでしょうか?

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