皆さんこんにちは。
前回は私がダイエットをしていく時に、どうしてモチベーションを維持できたかを書いてきました。
このページの紹介で、私がモチベーションを維持するうえで、セールスやマネジメントの考えが非常に参考になったと書いたと思います。
やる気とか、モチベーションと言うものがどういうもので、どうすれば湧いてくるのか、知っていただくうえでこの話はとても参考になるので、今回はそのあたりについて書いていきたいと思います。
やる気とセールスって、関係あるの?
セールスとは物を買ってもらうための行動なので、お客さんに買ってもらうと言う行動を起こしてもらわないといけません。
…当たり前だと言われそうですが。
でも、その当たり前の行動をしてもらうために、あの手この手を使ってお客さんをその気にさせないといけません。
もし、その対象が自分だったらどうでしょうか?
自分に対して、目標と言う向かっていってほしい物を提示し、それを実現されるために行動を起こすように、色々と働きかける。
このように、モチベーションアップは自分に対して目標と言う商品を提示して、行動するよう仕向けているので、自分に対するセールスとも言えるわけです。
そこで、皆さんセールスについて思い浮かべてください?
…こう聞いたら、多分、お店で何となく商品を眺めていたら店員に捕まって、なんか商品のいい事ばかり聞かされて、こちらが反論しようとするとそれ以上の反論で説得され、気が付いたら買わないといけないような雰囲気になっていた。 こんなことを思い出すでしょうか?
それとも、毎日、毎日、家に訪ねてきて商品の説明をしてくる。 何となく、申し訳なくて必要かどうかと言われると首をかしげたくなるけど、しょうがないから買ってあげる…。 こんな感じの事を思い浮かべたでしょうか?
もし、これを自分自身にやってみたらどうなるでしょうか?
何となく、その目標を達成するための行動をしたくない、そんな事が頭に浮かんでもそれをかき消して、ただひたすらその目標が達成できたときにいい事があると、自分に言い聞かせ続ける。
そして、何となく行動する時にどんよりとした、自分の行動したくないと言う感じが湧いてくるけど、それではダメだと自分に言い聞かせて、そんな感覚が湧いてきても行動できるように、もしくは、そんな感覚が湧いてこないようにしてしまう…。
何だか、自分自身に目標を押し売りしているのではないでしょうか?
説得するから、欲しいと思えるか確認するへ セールスの変化
長らくセールスでは、お客さんをただ説得するにはどうすればいいか? そのことを考え続けられてきました。
しかし、最近になってきてその方法では限界が見えてきました。
特に、お客さんを説得しようとすることで反感を持たれる、商品を購入してもらっても満足できないので返品する…。 そして、セールスマンは信用できないので、話は聞いてくれても身構えていてNOしか言わない、お客さんが寄ってこなくなったので物が売れなくなったなど…。
そういう中で、新しいセールスの方法が提唱されるようになりました。
潜在的、もしくは意識的に欲しいと思っているお客さんを集め、あらかじめ欲しいと言う動機づけ、購入をためらう理由をあらかじめクリアしておき、お客さんから欲しいと言ってもらえるようにする販売方法です。
こうすることで、お客さんが欲しいと行動を起こしてくれるので、セールスマンは無理にお客さんを説得する必要もなくなるので、お客さんとの関係も良好になり、無理な条件などを押し付けられにくくなり、Win-Winな関係を築きやすいと言われています。
この、セールスの変遷を見ると
1、商品を並べ、お客さんが買うのを待つ
2、お客さんを説得することで買ってもらう
3、欲しいと思っている人を集めて、本当に必要か考えてもらう
このような感じでしょうか。
同じようなことはマネジメントでも起こっていて、
1、ただ命令する(軍隊式マネジメント)
2、行動するように説得する
3、行動することでどんなメリットがあるか、どんな障害があるか考えてもらい、自発的に行動してもらう
このような変化が起きています。
例えば、会社で部下に業務をさせようとすることを思い出してください。
多くの会社では、ただ上司が命令するか、なぜその行動をしないといけないか説明して、その命令を実行することを前提に部下を説得する、そんな感じではないでしょうか。
ところが、本屋を眺めてみると、モチベーション3.0のように相手のやる気を引き出し、自発的に行動することを促す本が増えてきています。
今後、この流れは大きくなることは間違いないと思います。
まとめ
まとめると、
1、モチベーションアップ法は自分に目標を売り込むと言う点で、セールスと変わらない
2、セールスは、買ってもらえるのを待つ → 説得して買ってもらう → 商品が必要か考えてもらい必要なら欲しいと言ってもらう のように進化してきた。
現在、モチベーションアップの方法は、自分を説得して行動させる方法が主流で、私自身はその方法では行動することができませんでした。
そして、私自身に質問をするという事を通じて、目標に対するメリットだけでなく、デメリットやどうすればワクワクするかと言うことを考えることで、何となく行動するのが嫌だなと言う感覚から、行動するのもいいかな、ワクワクするから行動しよう、と言う感じに変化したのでダイエットに成功したと思います。
今後は、その自分がその目標を実行したいと思えるノウハウについて、書いていきたいと思います。